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株式会社リサレコ、2026〜2030年の中期経営計画を策定しました

  • Masaru Kuba
  • 4月29日
  • 読了時間: 3分

株式会社リサレコは「中期経営計画 2026-2030」を策定しました。


これまでの音楽制作会社としての事業基盤を維持しながら、今後5年間で事業の軸足を大きく転換していく計画です。


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## なぜ今、計画を見直すのか


日本市場の少子高齢化による縮小、そしてAI技術の急速な発展——この2つの構造変化が、私たちの事業環境を根本から変えつつあります。


特にAI音楽生成技術の進化は、従来型の受注制作に依存したビジネスモデルの持続可能性に疑問を投げかけています。一方で、Spotifyをはじめとする音楽ストリーミングサービスの世界的な普及により、良質なカタログを持つアーティスト・レーベルには新たな収益機会が生まれています。


この変化を脅威ではなく機会として捉え、事業モデルを再設計しました。


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## 新しい事業の軸:音楽配信収益


新計画の核心は、**音楽配信収益を事業の主軸に据える**ことです。


これまでのリサレコは、ゲーム音楽を中心とした受注制作が収益の大部分を占めていました。今後は、自社カタログからのストリーミング収益を持続的に拡大させる構造へと転換します。


配信収益は一度カタログを確立すれば継続的に積み上がる特性を持ちます。受注案件のように都度交渉・制作が必要なビジネスとは異なり、長期的な収益の安定性において優れたモデルです。


この転換を支えるために、以下の取り組みを並行して進めます。


**自社IPの創出**

音楽ゲームの自社開発(2027年リリース予定)およびライトノベルの執筆を通じて、配信権を自社保有するカタログを積み上げていきます。


**海外案件の獲得**

海外の音楽制作契約は、配信権を制作側が保持するケースが慣習的に多く、国内案件とは異なる構造を持ちます。EVO(格闘ゲームの国際大会)への参加をはじめとした海外活動を通じて、配信権付き案件の獲得を推進します。


**YouTubeを通じた国際的な認知拡大**

作曲哲学や制作プロセスを発信するコンテンツを英語字幕付きで継続投稿し、海外リスナーをストリーミングプラットフォームへと誘導します。


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## 海外展開への本格移行


2025年度は、海外市場の実態調査と現地パートナーとの関係構築に集中した年でした。EVOをはじめとする国際イベントへの参加、海外ディストリビューターとの関係強化、そして現地における配信権慣習の調査など、今後の海外展開に向けた重要な基盤を整備しました。


2026年度以降は、この調査・投資の成果を具体的な収益として回収する段階へと移行します。


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## 受注案件の方針転換


受注案件については、すべてを積極的に受けるのではなく、**ブランドとして意味のある案件を選択的に受注する**方針へ転換します。


具体的には、配信権を自社保有できる案件、および長年携わってきたゲームシリーズ(メルティブラッドシリーズ等)に関連するブランド価値の高い案件を優先します。


AI音楽の普及により競争環境が変化しつつある分野については、積極的な営業は行わず、既存関係から自然に発生する案件に限定して対応します。


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## 沖縄から世界へ


リサレコは沖縄を拠点とする会社です。


「音楽の島」を標榜する沖縄において、音楽で世界と戦う存在として地域に貢献することも、この計画の重要な柱です。沖縄の音楽文化・歴史・自然を題材としたコンテンツを継続的に発信し、地域の音楽産業の可能性を広げる活動を続けていきます。


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## 2030年に向けて


本計画の達成により、2030年には配信収益を現状の数倍規模に成長させ、リサレコを「音楽配信収益を基盤とした、創作に集中できる会社」へと転換することを目指します。


AI時代における音楽家の価値は、「何を作るか」だけでなく「なぜそう作るか」を語れる哲学的な深さにあると考えています。その信念のもと、来兎(リサレコ)は新たなステージへ踏み出します。


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株式会社リサレコ

代表取締役 来兎

2026年4月

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